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こちらは、大昔の少女マンガ「いるかちゃんヨロシク」をお題とした二次創作ブログです。目指せ! 春海しあわせ計画。
☆絵と文章:小林りり子☆
★閲覧の際はご注意下さい★
激しくポエム、激しく自家発電、激しく自分絵(らくがきレベル)。突然、時系列をワープする無節操さ、唐突なファンタジー設定、微妙にR18要素あり。
「あいつは、帰った。――東京に帰っちまった」 自分が引き金に手を掛ける役目を負うのは、仕方がない。 ひとりだけ最後に間に合ったのだ。 涙を暴発させる役目を負う。それは義務だ。 そう覚悟を決めていても、山本家の玄関で春海は皆をまっすぐ見ることができなかった。 まだ赤い跡の残っているであろう目を見られたくなかった。 彼は、いつもの彼らしくもなく俯いて、低く、小声で、自分の知る限りのことを簡潔に話した。まるで途方に暮れた子供のようだった。 予想された事態が現実になり、そこに駆けつけた全員が異口同音に叫び出す。――どうして? なんで今日なの? 帰る日が決まったら教えてくれるって言ったじゃない。水練大会にはちゃんと出るからねって、言ったじゃない……あいつ、最初から黙って帰るつもりだったのか……いるからしくない……派手に見送ってやるぜって約束したじゃねえか…… 誰かが泣き出した。 それを宥める誰かが……やがて全員がこちらを見た――と春海には思えた。 山本くんだって寂しいんだよ、悲しいんだよ。 だから泣いちゃだめ。 春海は間に合ったんだな。 そう、水練大会が始まる寸前で……俺たちに伝える余裕なんかなかったんだ……春海だって、ぎりぎりだったはず……それだけでも、良かったな。 俺たちの代表として、間に合ってくれたんだ。あいつを、たったひとりで行かせるなんて出来るかってんだ。 嘘つくのがこんなにうまいなんて、ずるいだろ。いるかのやつ。 涙はもう涸れてしまった。 もう半日前までの子供には戻れないのだと、春海は騒音の中で――どこか遠くを見つめ、考えていた。自分はいったい、夏の終わりに何を見たのだろう。 彼女が泣き叫びながら消えていった瞬間、何を見失い、何を見つけたのか。 (はるうみ! 春海、春海!……ごめんね……ごめんね!) 涸れてしまったはずの何かが湧き上がり、春海は唇を噛みしめた。強がりでも見栄でも、何でもいい。もう誰にも知られたくない。 涙を流していい時は過ぎてしまったから。 翌朝の風は、八月の風ではなかった。 空も空気も、八月のものではなかった。 学校の光景も変わっていた――彼女を乗せた電車の軌道が東に外れて、すべてが変わり果ててしまったのだ。 松平先生の説明、というか事後報告も耳に入らない。 一学期が終わる頃、彼女の態度に疑問を持ち出した頃、本人に聞けないのなら担任教師に言えばよかった。あるいは、下らない嫉妬心など打ち砕いて進に問い質せばよかった。 如月院長に、彼女の叔母に聞けばよかった――最近、いるかに何かあったんですか? その、たった一言だけでも! 教室の皆が自分を遠巻きにして、そうしながらも注視している。 春海の思い込みではなく、実際その通りだった。だから彼は前を向くしかなかった――完全に取り繕うことは不可能だろう。けれど、隠すつもりなど最初からなかった。 必要以上に心の奥を覗かれたくはなかったが、今さら冷静沈着の生徒会長、優等生を気取ってどうなるというのか。彼女は行ってしまったのだ。 今日はまだ。 明日なら、もしかして。 その次の日なら絶対に。 「もしもし、お父さんですか。……ええ、そうです……決めたんです。来年、里見学習院の高等部を受験しようと思ってます。お父さんの許可を貰わないと、俺には……もう決めたことだと、院長や担任に――誰かにはっきり言うこともできないから……それに、上京となると徹のことも……はい、徹とは昨日、話し合って……」 今日はまだ。 明日の彼方なら、秋の風。 その風に乗って彼女に囁く。――謝るな、俺はもう決めたんだ。泣くな、おまえは悪くない……誰も悪くない。こんなことでおまえを失うつもりなんて絶対にない。おまえのそばに行くから、もう泣くな。 理想郷かどうかなんて、今は分からない。 この町より愛せるかどうかも分からない。でも東の方角にはおまえがいる…… 東へ行く理由がある…… ◇ 夏と秋が入れ替わろうとしていた。 昨日――八月の最後の日――風の中で彼は何かを失い、何かを見つけた。 九月になったばかりの今日、自分の行く道を選ぶ。 数日後。 もう決めたのだと、初めて家族以外の誰かに……幼なじみの友人たちに告げた彼の目は、再び輝きを取り戻し――否、取り戻しただけではない。もっと多くのものを孕んで、その双眸は燃え上がっていた。 揺るがぬ意思と情熱と、希望を灯して。 Now,it's time to be rearized (はっきりと今わかったんだ) How much I care for you (どれだけ君を想ってるか) Please remember,the days we'd been as young at heart (忘れないで 二人で過ごした幼い日々のこと) Please don't tell a lie (もう嘘はつかないで) We must not pretend anymore (僕らはもう 偽りあうこともない) I'll be back to me,you know well (君はもう知ってるだろう?) So going back to you. (おれの帰る場所は……) Windy Arcadia/Scudelia Electro
● 8月つごもりも過ぎて
りり子様こんにちは。
体調は回復されましたでしょうか?ふだん拍手コメを使っていましたが、今回は公開にしてみました。ただ、お返事はどうぞおヒマな時に。 遅ればせながら、更新ありがとうございました。8月31日の前後譚は、他サイト様でも何パターンか読んでますが、やはり皆さん思い入れがあって切なくて胸が迫る作品ばかりと感じます。なかない蛍や、七月のカレンダーと併せ読んだらもう号泣。 時々、いるかちゃんが正直に伝えていたらどうだったのかと妄想もするのですが、それはそれで、春海が東京行きを即断できた気がしないんですよね...。東京に来てほしい。東京へ行くよ。それが言えない限り、どんなに抱きあっても苦しい。結局最後は嘘をついて、1人で去ろうとするラストに変わりがなさそう。あの場面に徹君を立ち会わせることで、全てを落とし込んだ浦川先生は心憎いなあと思ってます。 ところでのお話になりますが、りり子様は東京の地理アドバイザーはまだ必要とされていらっしゃいますか?サイトの地図を拝見して、何点か疑問に応えられそう(というか、益々混乱を呼んでしまいそう!?)なところがあり...もしとっくに不要ということでなければ、りり子様にとって適当な場所とツールでやりとりさせていただきますので、ご検討下さいませ。速レスできない体質なので、ぼちぼちになりますが...。 それでは、新作も楽しみにしておりますが、まだ残暑も厳しい折ですので、どうぞご自愛下さいませ。Dc95YvtN Re:8月つごもりも過ぎて
>なぎさ様、コメントありがとうございます。
お気遣いありがとうございます。台風接近の気圧を経験するのは何も今年が初めてではないのに、今回は参りました。目覚めた途端、体が重かったですから…… 8/31の感傷どころではない今年で、非常に残念でした。妄想とは健康あってこそ成り立つものなのですね…… 早くも季節の変わり目になりました。なぎさ様もご自愛下さいませ。 私は実は、8/31前後話に気合いを入れている方ではないのです(笑)。 というのもやはり原作の余韻が美しすぎて、余韻がありすぎて、わざわざ前後を根掘り葉掘り書いてしまうのは野暮という気がするんですよね。あくまでも私個人の場合ですが。 しかし、少しは想像したいこともやはりある訳で、要所かな、分岐点かなと思われる部分でちょっとした短文を書きたくもなりますね。 まあ、私の場合は、 ※春海はあのホームで、既に具体的に対策を講じていた(その日に徹に相談) ※二人は8/31当日は、あの別れ以降電話で連絡は取り合っていない ※春海は、親父込みですべて決定してからいるかに「おれはもう決めた」と報告する、これがまあ早くて9月の2~4日前後かなあと。希望的観測だけでいるかに話したくなかったから。 ※いるかは電話でごめんなさいと謝ってばかり ……と、だいたい脳内ではこれぐらいの確定事項があって、それをぼちぼち文章にしているといったところでしょうか。巧巳との決闘も同様なのですが、書こうと思えば多分書けるんでしょうが、一から十まで想像で埋め尽くしてしまうのはためらわれます。 倉鹿を発つ前に春海が事実を知ったら……というのも歴史のIFで、本気で上京を考えたかどうかは私も分かりません。 もしかしたら、割と呑気に(?)妥協点を探っていたかもしれないし――月に何度か自分が上京すれば会えるとか――やはり最終的には里見受験を決めたかもしれません。これは本当に分かりません、だってあの切迫した別れありきの春海の絶叫だった訳ですものね。 (しかし彼らが携帯もスマホもない時代の少年少女で本当によかったと思います。別れたあと即、電車内×駅のホームで電話とかしてたら余韻も情緒も何もない) 東京の地理についてのお言葉どうもありがとうございます。 といっても、二次創作で場所を厳密に決めるつもりなどなくて、大雑把に ※春海の家ってどこだよ(海の見える駅って何区が妥当なのか) ※目白ではない設定の里見高等部ってどこだよ(高台にあるって何区が妥当なのか) この程度の疑問なのです。 これがだいたいでも判明すれば、地図上で私も距離感を掴めるかなあ……と思っているのですが、勝手な想像だけで時系列が進んでしまっていますので、さて困った。 なんで親父は里見学習院に近いところに家借りなかったの? 徹のことを考えて都心よりは静かな場所にしたの? とか、 広そうとは言えなんでマンション(コーポではちょっと山本家にそぐわない庶民感……)なの? 一戸建て借りないの? 金なら唸るほどあるだろ? とか、 妄想とは言え、辻褄合わせする時に疑問が生じることも多々ありまして…… 実際に東京に住まわれている方の土地勘というか距離の掴み具合に勝るものはございませんので、それぞれの候補地だけでもご教授いただければ幸いでございます。 どうもありがとうございました。
● レスありがとうございます
りり子様こんばんは。
創作だけでも結構エネルギー使われると思うのに、丁寧なレスをいただいて恐縮です。 「気合いを入れていない」のに、これだけ作品が書けることがまず驚きで。自分はブラコンならぬファザコンならぬ、重症の「春コン」患者を自認してますが、二次創作の世界を知った後、これはもう他力本願ではなく、自分で書かなきゃ治癒しない!と思い立ったことがあります。が、全然書けませんでした。視点はぶれるし人称で悩むし、時制はぐちゃぐちゃなるしで、自家消費用にすらならなかった...。 りり子様は、のめり込んだら1000字2000字...act.1,2,3...50...ですものね。考えますに、人並みならぬ思い入れの濃さと文才をお持ちなのかと。でも消耗しますよね、凄く。どうか健康第一に、活動を続けて下さいませ。そして、どうか!私の春コンを成仏させて下さい!(笑) 余白の美をも含めて、倉鹿編が高いレベルで完成・完結しているという点については全くもって同意です。ただ、それでも自分が余白をあれこれ感傷的に妄想補完してしまうのは、個人的に中3夏の引越を経験してるせいもありますね。あんな遠距離じゃなくて、隣町ですけど。あの切ないラストに「これはSNSもケータイもなかった頃のお話です。固定電話は距離に応じて料金が高くなるシステムでした」なんて但し書きを付けられたら、本当、情緒もへったくもない...でも、それなしには理解が成り立たない、そんな時代がもう確実に来ていて。いるヨロを「生きたまま」享受できる幸運をかみしめつつ、オバちゃんは化石になりますとも。ええ。 さて、東京地理問題について。私の見立ては二次創作泣かせだよ、これ...という結果なのですが、りり子様の時系列構想に直接矛盾が起きたりする心配はなさそうなのと、作品のイメージ作りには役立つ面もあると思い、以下に私見をお伝えします。 ①春海家は、現実世界においては都内に存在の余地がありません。 ②現実世界では、神奈川県横浜市以南の京急沿線が春海家の候補地になり得るかと。 ③学習院高等部の立地は、現実の都内に設定できなくもないが、かなり無理筋。 ④いるヨロ世界における東京都は、横浜近郊まで拡張されている?かも。 ⑤拡張東京都の概念を持ち込んでも解決困難な問題=海に落ちる夕陽。 上記の結論に当然理由はありますが、長くなるのでいったんここで切って、近日中に補足レスさせていただきたくm(_ _)m ではでは、近いうちまたお邪魔いたします。 Dc95YvtN Re:レスありがとうございます
>なぎさ様、コメントありがとうございます。
やはりその土地に住まわれている方の分析には隙がない!ですね! いやそれにしても、さすがに東京は東京だとばかり思い込んでいたので、海は海でも神奈川とは驚きです。衝撃です。 思わず記事にしてしまってすみません。 しかしよくよく考えてみますと、倉鹿市も恐らく奈良だけでなく京都や大阪のミクスチャーだと推測されますし(小学生いるかの帰省シーンに生国魂神社という字が見えますが、これは大阪府天王寺区にある古い古い神社です)、東京だけが現実東京と地理が同じでなければならないことも、ないですよね。 そう思うとすごく気が楽になりました。 厳密に決めなくてもいいんだ、(今まで通り)適当な距離感でいいんだと(笑)。 本当にありがとうございます。 自分で書くことって、楽しいならそれでいいんですよ! 私だって視点を完全に統一できたことなんてありませんし、三人称でも完全な三人称を書けたこともない。ぶれぶれ。 私はたまたま、過去に同人歴があったりするので形にすることに多少慣れている程度だと思います。四年も活動を続けているなんてこれが初めてですし、こんなアホのような長い話になるとは予想もしていませんで、今になって大変なお題に手をつけてしまったなあと思いもしますが、自分の妄想を形にできるのは自分しかいませんので、細々と続けていきたいです。 しかし、海に夕日が見える立地って東京にはないんですか!? いやあ、地方者には驚くことばかりです!
● 夕日の沈む海
りり子様、レスありがとうございます。
いえいえ、記事にしていただいてむしろ恐縮といいますか。衝撃が大きかったようで申し訳ない気がしたのですが、むしろ創作の自由度が増して楽になったということであれば、ほんとに良かったです! 倉鹿の場合もそうですけど、モデル探しにのめり込むと、出口のない迷路に迷い込みますよね。それでも時々、思いがけない発見があったり眼からウロコが落ちたりするから、ついつい探求してしまうという、なんという浦川マジック…。 私は逆に何と言いますかこちらに住んでいますと、関東に非在住だった方で少なからぬ数の人が、 「えー、横浜って東京都だと思ってた」 って仰ることが多いので、浦川先生も単にそんな認識で描かれているんだろうと、雑に理解していた部分があって。でも今回精読してみたら、そんなに単純な話じゃないな、というのが発見でした。 のっけから東京駅赤レンガ駅舎の大胆な流用(笑)により、 「ここは誰が何と言ったって東京だから!文句あっか!」 というセンセの意思表示の上で、都内要素ゼロ、これでもかと神奈川世界が展開するという二律背反。うーん。 すみません、ちょっと脱線します。箱根駅伝のスタート地点に設定されている「鬼が浜」ですが、レース距離から逆算すると、このあたりは現実世界の「七里ヶ浜」に該当します。私これ、長年ずーっと疑問でした。なんで素直に「七里ヶ浜」じゃ駄目だったの?神奈川県のレースだって前提はあるんだから、なんでわざわざ架空の地名使うの?しかも「鬼」とか、あんまり穏やかじゃないし。近くに鬼にまつわる伝説とかなさそうだし。 すっごい妄想入ってますが、聞いてもらえますか。りり子様の記事に「修羅場の浜」と書かれていたのでピンときたんです。 ああ、そうか、「鬼」いるわ…。 嫉妬に狂った美しい鬼が…。 あのキス事件が起きた砂浜の情景は、ざっくりと描かれてはいますが、七里ヶ浜の雰囲気によく似ています。小さな岬と岬に挟まれていて、ところどころ道路が迫って浜の狭いところとか。 「さ、駅伝コースの下見も終わったし、帰るとするか」 「あたしはここがゴールになるんだね。すっごく気持ちいい海~」 「思ったより人がいないんだな。砂浜が狭いからか?」 「ね、せっかくだから走り込みして帰ろうよ!あの松の木まで2往復!」 っていう流れも考えられると思うんです。はっきりと長く描かれた水平線は、外海の相模湾ならしっくり来ますが、東京湾内、横浜近郊の海では正直難しい。 つまり「七里ヶ浜」=「修羅場の浜」=「鬼ヶ浜」だったのかと。まあ、妄想です。はい。 さらにこの七里ヶ浜のあたり、江ノ電が海沿いを走り、夕日の名所でもあります。 「いかにも海沿いに電車が走ってそうな空気の中、夕日が海に沈む」 という例のコマに、私が知る限りでは一番情景イメージが近いスポットになります。いかんせん、東京からも横浜からも遠すぎますが。 >しかし、海に夕日が見える立地って東京にはないんですか!? という疑問にお答えすると、海の方向に夕日が見えるスポットは多々あります。 七里ヶ浜もそのひとつですし、東京湾内でもOKです。 でも、あのコマに描かれたような「はっきりと水平線に沈む夕日」は難しい。 細かいことを言いますと、七里ヶ浜の夕日も海の方向には見えますが、最終的には富士山系や江ノ島、伊豆半島、つまり「陸」に沈みます。水平線に沈む夕日を拝むには、一般的には、伊豆半島の西側に出ないと無理だと言われています。 それを理解して以降、あの夕日のコマは私にとっては辿りつけないユートピアの象徴になりました。ガンダーラ歌いたくなりますね(笑)。何を言いたいんだか分からなくなってすみません…。 >自分で書くことって、楽しいならそれでいいんですよ! >自分の妄想を形にできるのは自分しかいません わー、お言葉胸にこたえます…書いてる時は熱中してるのに、読み返した途端、頭をかきむしりたくなるジレンマに疲れて、結局はROM専に落ち着いています。いつか短編の1つだけでも、自力成仏させたいです…。 ではでは、長文語り失礼いたしました。 またそのうちお邪魔します。 Dc95YvtN Re:夕日の沈む海
>なぎさ様、コメントありがとうございます。
リアルタイム当時は、神奈川混みのフィクション東京なんて考えもしていませんでしたし(どうせ子供だったから分からないし)四年前に再読した時も、ところどころ地名が改造されているのは分かりましたが(六段=九段とか)それでも東京は東京だとばかり思っておりました。 それが今、こんなふうに謎が解明されるとは嬉しい驚きです。 分かった上でフィクションを書くのと、何も知らないまま書くのとではやはり意識の違いが生じると思います。 今後も私は変わらずに里見や春海の家を東京内に設定したまま書き続けますが、実はきっと神奈川なんだよなあ、と承知しているのとそうでないのとでは、天と地ほどの差があるような…… アンチノミーというかパラドックスというか。 関東の方からの地理アドバイスに関して、何年もサイトの東京地図ページで呼びかけさせていただいていましたが、正直もう反応はないままだと諦めて、適当な脳内東京で時系列を進めておりました。 それがこんな新事実が見つかるとは! 本当に感謝でございます。 Each man desire to reach Gandhara, His very own utopia…… さすがに横浜=東京だと思ったことはありませんが(子供時代はどうだったかなあ。そもそも縁のない関東なので考えもしなかったはず)、他地域の方がたとえば「神戸って大阪だと思ってた」「阪神=大阪と思ってた」というような感覚なのかも?? それにしても、さすがの地理音痴の私でも小田原や茅ヶ崎、江ノ島、大磯ぐらいは判別できるのですが、鬼が浜だけフィクションだとはびっくりです。 あのコース、鬼が浜以外はすべて実名ですよね? 意味もなく一箇所だけフィクション名にはしないだろうな……つまりご推察通り、漫画の中で舞台になった場所(修羅場の舞台)だから、一応偽名にしとくか、という流れに思えますね。 はっきりと「鬼」とか指定されちゃってたんすか、あの兄さん…… ブログ初期に「鬼さんこちら」で短文を書いたこともあるのですが、原作設定で鬼だったとはつゆしらず。鬼かあ……なんだかそれって、余計にもどかしいんですけど(笑)。 じゃあ巧巳とのタイマンを描いてほしかった……どんだけ怒り狂ってたんでしょうねえ~。 ここまでで既に長文なので いったん区切りますね。
● ご唱和感謝いたします(笑)
りり子様、レスありがとうございます。
今後の時系列の執筆もあることですし、あまり引っ張るのも...と思いましたが、自分的に長年の謎が解けて感動したので、一応、この記事にはこれを最後ということで、追加レスを。お返事不要です。 いるヨロ世界の東京は「元気です」までは確かに、オシャレ喫茶店から信号の描写ひとつまで都内そのものなのに、高校編から急激に神奈川世界へ舵が切られる、というのも盲点だったのですね。こちらからすると「東京 多摩丘陵グラウンド」という表現ひとつでも、なんで神宮や駒澤じゃなくて多摩。多摩丘陵って漠然とした概念で、その半分は確実に神奈川です。そこまで都内要素を排除したかったの?っていう執念すら感じます。徹底したアンチノミーの探求というか。 横浜=東京都内という誤解?については、単に私の友人知人に地理音痴が多かった可能性はありますが、私自身は子どもの頃はみごとに甲子園(阪神)=大阪と思ってたクチです。縁のない場所だからこそ、深く考えもしないのは正にその通りで、りり子様が鬼ヶ浜のフィクション地名に気付かれていなかったのは驚きでもあり納得でもあり。 当方、毎年正月は必ず箱根駅伝のTV観戦という家庭に育ったために、リアタイで読んだ当初から、あの地名に対する違和感は半端でなくて。それがそうとしらないりり子様からの「修羅場の浜」というキーワードで、キス事件の舞台モデルまで含め、全てが腑に落ちたという...古い時代の情緒は失われるとも、やっぱりネットの力はすごい。 それは世界の中ではとても些細で取るに足らないことで、私の中でも忘れておこうと思えば忘れておけることですが、納得するのと、知らないままで死ぬ(!)のとでは大違いですわ。 春海、私の中ではあんた鬼だから!今後浦川センセが否定しようとも鬼確定だから! もっと深読みすれば、あの時の巧巳もいるかちゃんを誘惑する鬼だったと言えなくはない。釣った魚を無邪気に飢え死にへ追い込むお嬢さんは、真の意味で鬼と言えなくもない(!) そこは人の心に棲む鬼を呼び覚ます浜...ああ怖い怖い。野暮と不粋は百も承知で、でもりり子様が書いて下さる時があれば、私喜んで読みますよ。鬼と鬼の殴り合い(笑) 今年の春に急激にいるヨロを思い出し、りり子様のブログにも出会い、自分でも細かい読み直しをするようになって以降、細かい小ネタから驚天動地の絶叫ネタまで、結構いろいろ発見することがかなりあったんですが、やはりリアタイの記事進行と絡んでないと、今更需要があるのかと躊躇する部分もあり...一応、過去記事は目を通せるとしても全ては難しいし、チャットや拍手コメでもう情報が入ってるんじゃないか、とか。りり子様がサイトを改装された時、東京地図を残したままにされたので、ああ、これはまだ未解決なのかも、と思ったんです。思い切ってご連絡して、こちらの方も新たな発見ができて、本当に良かったです。ありがとうございました! Dc95YvtN Re:ご唱和感謝いたします(笑)
>なぎさ様、コメントありがとうございます。
東京の地理なんて23区のど真ん中(要するに東京駅周辺~)しか把握しておらず、どこのあたりで神奈川と繋がっているかも曖昧だったので、この件について地図を見るのが面白くなりました。 もともと地図を見るのは結構好きなのですが(でも方向音痴)、答えのない理想郷を見出そうとするのもまた一興…… なるほど、多摩って私の認識では東京の奥の奥という感じだったのですが(立川には実際行ったことがあります)その下で神奈川と繋がってるんですねー! そして、多摩丘陵グラウンドというのもフィクションだったのですねー! ただ第三京浜の東京出入り口って、明確に多摩でないような…… 手元に細かい東京地図がないのではっきり分かりませんが。Webで地図なんかいくらでも見られるとはいえ、私は記録したいことは紙媒体から得るタイプなので(歌詞なら実際に手で書きます)今度、図書館ででも大きな地図を借りてこようかなと思っております。 しかしほんと、神奈川って本当に東京に属すると地方者に誤解されても仕方ないような地理ですね(笑)。すぐ繋がってる……いや所詮それも地方者の勘違いなのかも。 そう、神戸だって結構大阪と離れているのに=大阪だと思われるのと同じですかね…… あの浜にはそれぞれ、誘惑する鬼と嫉妬する鬼がいた。 彼らは彼らのやり方でおのれを鬼だと知らしめた上で獲物を得ようとしたが、自覚のない鬼である少女はただ傷ついて泣くばかり。 誘惑の鬼は、少女の視界に映っていないおのれを見て打ちのめされる。 嫉妬の鬼は少女を責める目で立ち尽くす。 真夏の波打ち際で―― 少女は消え去る。残された鬼二匹は互いを噛み殺そうとする…… (あー、ひたすら男どもがうっとうしい話だなあ) (あの浜辺で、あの直後タイマンしたとは私には思えないんすけどねー) (だって「明後日が大会」ということは中一日残ってんですよねー) 本当に、今回のことでは情報ありがとうございました。 リアル地理、距離感についてのご説明のなんという有難さ。 今後も私は適当な脳内パラダイスTOKYOを書き散らかすと思いますが、それ奇妙だなと思われても生ぬるく見守って下さると助かります。 本当に大感謝です! ありがとうございました。 9/25追記 すいません、また地方者ならではの疑問が生じたのでメモ代わりにここに書かせていただきます。 「第三京浜に入るんだ」 ……ということはつまり、また別の(多摩の球場前から?)道路から第三京浜に入ったということですよね…… どこの道路から合流したんでせうね……
● これっきり詐欺
これを最後に、と書いたのに出てきてすみません。9/25追記も拝見しました。
実はこの度、急ごしらえですが自分のブログを作成することにしました。あの後考え直したこともあり…要は、駅伝スタート地点=七里ガ浜は無理筋だった(でも、キス事件の浜が七里が浜に似てる、というのは自分の中で動かないですが)という結論に至ったのですが、それをまた他人様のコメ欄で長語りしてしまうのは忍びなく…。 近いうちに神奈川地理から鬼ガ浜関連の話を自分でも記事にまとめようと思っていますが、その際、この記事に直リン貼らせていただいてもよいでしょうか。また、差し支えなければブックマークのリンクからりり子様ブログのトップページをご紹介させて頂ければと考えております。 それで私が向こうのブログで書いてることが、創作のお役に立てば幸いではあるのですが、そうでなかった場合は、片目をつぶって読んでいただければと…私は私で気付いたことを書き散らさずにいられないものの、それとはまた別に、りり子様宅のお兄さんとお嬢さんに非常に思い入れがありますので…。 ではまた、お手すきの折にレスお待ちしております。Dc95YvtN Re:これっきり詐欺
>なぎさ様、コメントありがとうございます。
すいません、コメントをいただいた前後からずっと「拍手コメントへのお礼レス」を立て続けに記事にしていまして、現段階で2記事は更新しましたがまだ1~2記事ぐらいの作業が必要でして、そちらに集中していました。 その間に管理画面でのウッカリなども含まれて、この数日は心理的になかなかハードです。 なぎさ様がブログを作成されるということで、コメントをいただいた時点ではまだ作成されている最中なのだと思い込んでしまってURLのリンクをまったく見ていませんでした、ごめんなさい。 できれば文字列で記載していただいた方が(普段まったく見ない部分ですので……)ウッカリな私もすぐ気づけると思います。ごめんなさい。 私としては当ブログにて神奈川云々の話題を掘り下げてくださって全然構わないのですが、ご自分の場所を作られるということですので、どうか頑張って下さいませ。 当ブログへのリンクもどうぞご自由に。 ※特定記事へのリンクはその記事URLで宜しいのですが、ブログ全体へのリンクは http://lovelight2013.blog.shinobi.jp/ でお願いいたします。 ひとつの原作を巡って、読者それぞれの感想、意見、分析があるのは当たり前ですし、それぞれ自由に綴ってこその二次創作だと私は思っております。 ただ私は影響されやすい自分を自覚していますので、どちらかというと(ネット上では)引きこもり性質でもあります。ゆえに流行だの同ジャンルだのという世界にはほぼ無縁でありまして。 (物理的に、自分の作業だけでも時間が足りないという……) こんな辺境&辺鄙ブログでも宜しければ、リンクや引用はご自由になさって下さって結構でございます。 よろしくお願い致します。
● ありがとうございます
りり子様
管理画面のトラブルで記事が吹き飛んだとのこと、深くお悔やみ申し上げます…いろいろ大変なところ、レスとリンクの許可を下さり、ありがとうございました。先ほど、自ブログのブックマークからトップページへリンク貼らせていただきました。 http://ameblo.jp/sorairo-hibari/ お忙しいところをお目汚しする気は全くもってないのですが、私がりり子様の情熱に触れて、原作と向き合うことをしなかったら生まれなかったブログなので、読む読まないは全く別の話として、感謝をお伝えするとともに、孫の存在でも見るように生ぬるく眺めて下されば、という気持ちだけお伝えしておきます。 さて、りり子様にお許しいただけるのであれば、せっかくの流れなので、神奈川地理の話題はここで続けさせていただこうかと思うのですが…コメ欄って何件続けても大丈夫なものですかね(汗) 駅伝スタートを七里が浜に設定すると、1区間20km近く、アンカーの距離がいちばん長いという設定に矛盾してしまう…と後から気づきました。経路設定しなおして江の島から20km前後区間をとると横浜の海まで出ることができます。 りり子様は文庫本お持ちだと思いますが、4巻の生徒会リコールコンサート直後のカットは、1985年7月のりぼん付録のポストカードです。ソーダ水の中を貨物船が通ってる…ということは、あれは横浜・山手のドルフィン以外のどこでもなく、倉鹿編の連載を終えた先生が「いるかちゃんは、やっぱり本当は射鹿ではなくドルフィンちゃんで、春海の由来は横浜の海なのよ」と、こっそり教えてくれているような気がしまして…あくまで仮説ですが。 だとすると、浦川先生が高校編以降、多少無理筋な多摩丘陵設定までして、やたら神奈川世界にこだわっている理由が解ける気がしますし、里見校舎から眺めた海の風景モデル、鬼が浜の位置的モデル(≠風景モデル)もこの辺に設定できるのではないかと感じている次第です。 巧巳と春海が鬼と化したのは浜辺ですが、タイマンはったのは里見校舎内だったと思いますね。まだ誰も来ない夜明け前に。なんであれが描かれなかったかと言ったら…やりとりが色々きわどくなりすぎて無理だったんじゃないか、と思うようになった今日この頃。 ご意見・ご感想などあればまた、どうか時間とお気持ちに余裕のある時にお知らせください。ではでは。Dc95YvtN Re:ありがとうございます
>なぎさ様、コメントありがとうございます。
まず、当ブログ右サイドバーのリンク集になぎさ様のブログを追加させて頂きました。 そして神奈川云々に関する記事URLですが、アドレスバーにあるURLを使用して頂いて結構なのですが、忍者ブログにおいては「http://lovelight2013.blog.shinobi.jp/」に続く記事ごとの文字列は私がカスタマイズしておりまして、たまにスペルが間違っていたりして変更する場合もないとは言えません。 ですので、一応こちらに該当記事の固定URL(ナンバリングなので絶対変わりません)を記載しておきます。宜しければお使い下さいませ。 ※風のアルカディア http://lovelight2013.blog.shinobi.jp/Entry/637/ ※あまりの衝撃でりり子失神寸前(東京もどこかにあるユートピアだった) http://lovelight2013.blog.shinobi.jp/Entry/642/ 今のところ、架空CITYトーキョーにまつわる記事&コメント欄はこの2つだと思うのですが、他にもあればお知らせ頂けると助かります。 箱根駅伝の距離感やら横浜ドルフィンやら、今まで私にはまったく無縁の世界でしたので単語すら分からずに驚くことが多いです。 私はサザンやユーミンをほぼまったく通ってこなかった女なので、海ソングに疎いというか横浜への憧れもほとんど無い=やっぱり神奈川に疎い、というか。 教えて下さった絵がユーミンソングとも知らなかったです。まあ物理的に文庫版のあのカット、あまりに小さすぎて正直なところ数日前まで船があるのもスルーしていたぐらいなので(笑)。 船が通っていたんだ~うわあ~って。 駅伝の距離感についても同様で、スタート地点について「距離から考えておかしい」ということすら考えつきません。もうもう、大阪ですらそれほど地理観もない私には手に余るというか、訳がワカランといいますか。 それにしても、倉鹿組の修学旅行までは確かにあれは、原宿キディーランドだの国会議事堂だのオンパレードで〔神社だけは名前変わってましたけど)東京の背景だったはずなのに、いざ舞台が関東になると神奈川寄りに振り切れていたんですね。単純に、何故なのだろう。 いるかが暴れるには東京都心は狭苦しいとか? 春海だし海がいいとか……? どんな理由だったのでしょうね。海ソングの舞台だから? まあ、今となっては理由はどうでもいいことですが。 興味は尽きませんが、本当にこれは、こだわってしまうとかなり地獄を見ますねえ…… ● コメントフォーム |
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小林りり子
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性別:
女性
自己紹介:
妄想を垂れ流す女。
当ブログは「いるかちゃんヨロシク」専用になりました。 2013.3/4、旧「愛のうた~」よりお引越し。 当ブログは、非公式の個人ブログです。 集英社ならびに浦川まさる先生とは一切関係ありません。 閲覧の際はご注意下さい。 当ブログは妄想と捏造の遊び場です。 作品に直接関係のないコメントはご遠慮下さい。 テンプレなどはPC閲覧を前提にしております。 宣伝目的のコメントは削除させていただきます。 ※禁止事項 掲載コンテンツの無断転載、引用、コピーペースト、 許可していない記事・画像のダウンロード、 パスワードの公開、 第三者へのパスワード譲渡、 パスワード記事の転載、 データの一括ダウンロードetc 会社や学校、病院など公的機関からの接続・閲覧は固くお断りいたします。 ※不正アクセス禁止法には、刑事罰が適用されます。
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