思い出した二周年のリクエスト案件です。
いつにも増して雑な絵ですいません……
時:時系列シリーズ最新あたり(水の憂鬱~電流)撮影後。
場所:赤提灯
「なんで楽屋裏に赤提灯があるんだよ、おい春海」
「俺が欲したから出てきたんだろ。便利な脳内だぜ」
「なんでおめえがそんなやさぐれた面をしてるのか、俺は出番がなかったから知らねえんだが……どれ、台本貸してみろ。なになに……」
「おい、酒と焼き鳥くれ。肝とねぎま」
「俺はおでんだな。まず大根とこんにゃくとごぼう天……って、こりゃ確かにひでえな。誘惑されてフラフラ触ったら『さわんないで』とか鬼だな」
「誘惑なんてずる賢いもんじゃねえよ、おまえにだって多少は理解できるだろうが」
「――分かる、分かるけどよ。じゃあやっぱりあいつは天然ってことじゃねえか」
「まったくだ……ああ災いだ災いだ、脳内に住む天然少女は災いだ」
「おまえなあ、俺はおまえら双方公認のカウンセラーじゃねえんだよ。何が災いだ、次に同じこと言ったら俺が持ってくぜ?」
「……へえ、また殴り殺されたいのかよ。巧巳」
「うるせえ、せいぜい酒の勢いでクダ巻いとけ。この贅沢者」
[11回]