記事タイトル元ネタは「舞踏への勧誘」(ウェーバー)です。
あのですね。
いるかがずっと東京住まいで、どこかで、何かの接点があって巧巳と先にカップルになったとしますわね。どうしても同年である必要性はないので、巧巳が年上のままで。
それで、倉鹿から野心いっぱいで上京してきた山本少年は、いとこ大好きまのかと擬似カップルとして周囲に見られていて(この場合、春海は女に関心のない十四歳以前と同じ)、まあ巧巳にホームラン打たれた一件を考えれば自然に里見中等部だか高等部だかに入学……という流れになった、として。
自動的に目に入ることになりますね。
尊敬するパイセンの彼女、いるかが。
「元気な彼女ですね」
の一言で済ませて、陰でこっそり「色気も何もない、小学生みたいなガキじゃねえか。東条先輩、趣味悪いな(わるいな、ではなくて、わりぃな)」と笑ってそうな春海が、そこから変化する予感が――ほとんど――しないんすよ。
だから話が始まらん。
「俺は運がよかっただけ、先着順だったんだろうか」と時系列で鬱陶しく悩んでいた春海(※当ブログ限定の彼)ですが、それは当たらずといえども遠からずっていう気もするんだよなあ。
(進はどうなってんのと突っ込まないように)
これは本当に、歴史の「もしも」なので、考えても答えは出ないんだけどね……
悪魔のような私なので、巧巳がいるかにお触りしてるのを春海にわざと聞かせるとか、おっそろしく破廉恥な場面が今この脳内で延々再生されている訳ですが、それは春海が先輩の彼女としてのいるかを――どういう過程か不明にしても――異性として意識しなくちゃ始まらないんだよなああああ……
いや、始める必要なんかこれっぽっちもありゃしませんが。
「たくみ、だめ。ここ学校だよ……」(お馴染みのフレーズ)
「ちょっとだよ。ちょっとならいいだろ」
「だめ、誰か来たら……」
「来たって俺は気にならねえよ」
「……」(柱の影とか壁の向こうでモヤモヤしてる春海)
というか、何だこの二人。すでに出来上がっているのか? いるかが全然お子様じゃないぞ! いやでも待て、この場合巧巳はグレていない状況なのに(野球部の事件は起きていない)ワルっぽいなあ。
本日のたわごとでございました。
暑いからね。ぜんぶ夏のせいね。
[15回]