小「どうもこんばんは、諸悪の根源・小林りり子です」
春「……」
小「何だかいろいろと、わたくしに文句を言いたいそうで……仕方ないので、こういう場を設けた次第でございます」
春「文句というか、単なる疑問なんだけど……」
小「はい、どんなに瑣末なことでもお伺いいたします」
春「ワープとかパス記事で書いてる、その……アレだけどな……」
小「あ、そういうの書くのNG? 少女マンガの二次創作にあるまじき云々っておっしゃるなら、即刻すべての記事を削除処分にいたしますよ。なんたってあなたがヒーロー様だから。ヒーロー様の言うことには逆らえませんものねえ」
春「え? 削除って、全部をなかったことにするつもりか?」
小「書くのは大変だけど、消すのは一瞬ですよ。悲しいことだけどね……」
春「いや、あのな。誰もそこまでやれとは言ってない……俺はただ、あんたがワープ時代で書いている一幕物のアレな話は、季節が変わっているだけで涙が出るほどワンパターンだと言いたいだけなんだ」
小「とても鋭い、具体的な批評をどうもありがとうございます。ご本人に指摘されると笑うしかないですね……今後の参考にさせていただきます」
春「基本的に、俺が強引だよな」
小「だって、そうしないと話が動かないし進みませんから」
春「いつも余裕ないし……毎度毎度、飢餓状態っていうのはどうなんだ?」
小「彼女に関してだけは余裕ないじゃん、実際のところ」
春「それは認めるけど、いくら何でも毎回毎回、飢えてるけだものみたいな描写はどうかと思う……そう言えばあんた、俺を狼にした前科があるよな……」
小「クラースネ・シャーポチカね。何もかもが懐かしい(遠い目)」
春「遠い目をするほど昔の悪行じゃねえだろ……去年の話だろうが」
小「まあ、でも、基本的にあなた様ってむっつりす(殴られる)……なんで殴るのさ! 事実をありのままに述べているだけじゃないかあ! 親友に『おまえは手が早い』って評されるのってどうなのよ。だいたい、なんで進がそんなこと知ってるの? いるか以前に手が早かった前科でもあるわけ?」
春「あるわけねえだろ!」
小「とにかくね、私はあなたを、妙に余裕のあるキザなホストみたいな性格には描写できませんから。強要されても無理ですわ。優等生で何でもそつなくこなせるからこそ、唯一大きな弱点があるのがキャクター造形の深みってものなんだよ!」
春「……で、その思い込みの結果が余裕のない俺になるってことか」
小「余裕ない方が書いてて楽しいし……表面上はあなたって十分冷静に見えるし、私もそう書こうと努めていますよ? さすがに人前でみっともないのは書いてて楽しくないし――だから私、あなたが雑魚に嫉妬するネタって実はあんまり食指が動かないんだよね、何度かは書いてるけどね――まあ、別に大して弊害はないんじゃないの。キレたところは彼女しか見ないんだし」
春「要するに、態度を改める気はないんだな。分かった……」
小「雑魚に嫉妬したいのかい?」
春「雑魚じゃない奴に嫉妬するだけで手一杯なのは分かってるだろ」
小「だよね。……やっぱり余裕ないよ、君。どこからどう見ても」
春「……」
小「それで、まだ言いたいことがあると聞きましたが?」
春「……ああ、もう今となってはどうでもいいことだけどな……なんで俺って、一人称が『俺』なんだ? 原作を遵守すれば『おれ』になるはずなんだが」
小「理由その1、一人称がひらがなだと地の文章と繋がって見えて(個人的に)文章を書きづらい。だから三人称で書いてると、いるかという名前もオールひらがなで単語配列に気を遣うんだ……これがまた」
春「……」
小「理由その2、漢字にしても(個人的に)あんまり違和感ないから。理由その3、私にとって一人称がひらがなで『おれ』なのは、クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐ひとりだけだから」
春「最後の理由がいちばんでかいんだろ……おい! 逃げるな!」
小「逃げてない、逃げてないよ! 私もあなたに突っ込みたくてたまらない場面があるんだからね!」
春「どういうことだ!?」
小「文庫版4巻、53ページ1コマ目だよ! これさあ、君……彼女の小さい可愛い胸があなたの頭にもろに当たってるよね……再読直後から突っ込みまくってたのよ、私」
春「…………」
小「あと、家族設定もどうにかしてくれませんか? 親父さんとお母さんのフルネームが分からないのは非常に困るんですけど。あと、山本さん家には祖父祖母が存在しないの? お母さんはもともと倉鹿の人? 実家も倉鹿?」
春「知るかそんなこと。俺が決めることじゃないだろうが!」
小「この際だから、私も質問したいことがあるんですけどね」
春「早く済ませてくれ。こんな対談、不毛すぎるぞ」
小「ワープ春海さんに質問でーす! 変な場所って、どうやって探したわけ? どういう部屋を選んでるの? いるかが嫌がるから、できるだけ普通のお部屋にしてるらしいけど、本当はあなた、妖しい妙な部屋にも興味がありそうに思えるんだよね」
春「…………」
小「あれこれを一切、隠し録りしてても驚かない自信はあるわー」
春「…………」
俺をそんな
色情魔にしているのは
あんたの勝手な妄想だ!!
……と、ぷんすか怒鳴って帰っていかれました。
脳内春海さん、いつも私の個人的電波妄想でおかしな性格にしてしまって本当に申し訳ございません。でもやっぱりこのまま突き進むぜ。
現時点では、清く正しい高校生(時系列上では)だからね!
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