……ハッ!
気がつけば土曜日の夜。
いやいや、当分は使い物になりませぬよ、私は……
(前記事参照)
しかし、しかしですね。
「それはそれ! これはこれ!」@島本和彦
昨日8/7(金)は、時系列17歳で倉鹿へ帰省した日。
本日8/8(土)は巧巳たちに倉鹿案内をしたり山本家を開けたり。いたずらに頬をつねったらお嬢さんが「あぁん……」的な声を上げて兄さん激しく後悔。
明日8/9(日)は選挙演説で倉鹿に帰郷した親父と山本兄弟+いるかのデートで、お母さんのお墓参りの時、義理の父に『嫁と~呼ばれて~その気になったぁ~♪』(どの気なのよ)お嬢さんと、嫁なんて遠い未来じゃねえか、今はまだ触ることもできないのにと根暗になる兄さん。
8/10(月)は、東条兄妹と徹が帰京。
夕方には山本家で二人になり、ついに春海、第一弾ブチ切れ。
あまりに唐突のことでいるかは訳が分からないが、普通でない春海の様子だけは理解できた。
8/11(火)
朝から雨。
朝食はいらないと電話してきた春海を迎えに、いるか山本家へ。
如月家に着いたら伊勢夫婦と杏子が訪問。
午後から鹿鳴会連中が如月家に遊びに来て、その後、二人は山本家へ移動して春海の弁明スタート。
これで納得してくれるだろうと思っていたら、いるかが斜め上の提案をしてきて、何とか耐えようとしたのも一瞬……
ついに、灼熱サマーファイナルセール第二弾的キレっぷりで(以下略)
そして8/12、雨は上がり晴天。
水曜日には――何とか――もとに戻るのですが、朝っぱらから山本家で激しいアレとか、じいちゃん家に戻って昼寝とか、進のサッカーとか春休みにキャンプしようかという話になったり。
深夜には、じいちゃんに「二人とも、今なすべきことを為せ」と諭される。
8/13、木曜日には東京へ帰るのであった。
あらすじにするとたったこれだけなのに(一週間の出来事ですしねえ)、終わってみたら半年経っていた……
家出直後~実際に見合いするまでの(作中での)半年間も大概長かったですが、夏休みのわずか一週間も私にとっては気の遠くなるほど長い道程でした。
今は土曜日の九時なので、そろそろ親父から如月家に電話が掛かってきて、「春海は明日お父さんとデートだね!」と悪意なく笑われて、ちょっと意趣返しに頬をつねったら「ああん」的な。
(しつこいよ)
1987年と今年がまったく同じカレンダーですので、秋以降もそういう利便性をフルに活用せねばならんと決意する小林りり子なのでした。
そうは言っても、この夏休みシリーズの大部分を書いたのは2014年でしたし、当時のカレンダーと辻褄をきっちり合わせようとも思っていない時期でありました……
◇
君の声が泣いている八月の長い夜……と、何か文章を書こうとしたのですが、この歌って「君」が「あいつとさよならすればいい」と思いながら電話している男の歌なので、どう考えても春海よりは進とか巧巳寄りの歌なんですな。
ただし、進は最初からもう(自分がいるかの意中にはなれないことを)分かりきっていて、たまたまあんな状況になったからつい言っちゃったみたいな、あんまりどろどろ暗くはない横入りでしたが。
いつも同じことを書いているかもしれませんが、あれは春海が全面的に悪いっていうか器量が狭い。
もちろん後でいちばん後悔したのは春海自身でしょうが、いるかには無理だとしても、さっさと進に問い質せばよかったんだよ……
ほんと、怖がりで自信なくて不器用な人だね。
[9回]