「その2」とわざわざ銘打つまでもないのですが、元日の午前つまり正真正銘の「元旦」に脳裏に浮かんだ妄想メモなので正月括り。
読み初め(文庫4巻)をしていたら、なぜかいきなり浮かんできた……
売れっ子ホストの巧巳と春海。
何かの間違いか、友人に連れられて店に来た純情少女いるか。(そういう店に入れるってことは二十歳にはなっている)
客に本気になってはいけない、というのが当然の接客業であるはずが、夜の店にまったくそぐわない天然いるかに何かを感じる春海。ということは巧巳も……
いるかを連れ込んだ友人って誰でしょうねえ。
店の性質上、役割としては銀子と杏子だな(笑)。もはや東京倉鹿の距離を無視したミクスチャー。
これと似た妄想があったな、と思ったら会社パロディーだった。すべて同じパターンになっていくのね。
というか、どういう経緯で春海がホストなんていう無茶ルートになるの、私。
「もうあんたは行っちゃいけないよ、あたしらが悪かったって銀子が言うの。あの店の2トップの、あんたを見る目がおかしいって」
「おかしい?──どういう意味で」
「……よくわからない。こうやって昼間に会ってることは秘密にしてるし……でも、本当はあたしもそう思うんだ。もうお店に行かない方がいいし、昼に会うのだって、もう……」
「……」
「春海がどうしてあたしと会ってくれるのか、わかんないから。……学生でお金だって持ってないし、あの、何て言うのか……あたしって……そう、『上客』じゃないもんね。だから、いずれ……もっときれいで、もっと、その……何回もお店行って高いお酒頼んであげる女の人が出てきたらさ……やっぱり、そっちに行くでしょ? それがお仕事だから、仕方ないもんね?」
「仕事……は、もう……関係ない」
「……」
「仕事なら簡単に割り切れる。金を落とさせるように計算も出来る、完璧に振舞える。でも……おまえに対しては、それが出来なくて──自分でも困ってるんだよ……酒なんか一滴も飲まなくてても、俺はおまえがいい……」
◇
……何なのですかね、この春海さん(困惑)
カタギじゃない春海なんて春海に非ず!
どうしても春海に似合わないのでカットした「ドルフィンやモエ、ドンペリを入れる女より酒を飲まないおまえの方がいい」というのがもともとの台詞で、ドンペリなどという字面を見た瞬間に自分で爆笑しちまったわ。
ドルフィンという高価なブランデーがあることにも爆笑だわ。
[5回]