この時期、近所の文房具屋では春のセール週間です。
初日の目当ては、何と言ってもワゴンで投げ売り108円の手帳! こればかりは早いうちに行かないと売り切れてしまいます。
年一回、春セールだけのお楽しみ。
もう信じられないほど買い込んだのですが(ノート代わりとして見ているので)、普段ディズニーはまったく好きじゃないのにシンデレラ手帳まで……
A6サイズです。
なぜシンデレラのドレスは青いんだろう?
まあ、それはともかく、気合いを入れるために買ったようなものです。
中学卒業シリーズ「REASON」(十六歳の年)と見合い直後の「春愁」(十七歳の年)という、季節とシンクロした春の話も何とか書けましたので、いよいよ舞台本番へ。
「通りすがりの部外者どもに怒り狂うほど暇じゃねえ。おまえが消えなきゃそれでいい」という、かなり剣呑な兄さんの独白を先出ししましたが、お察しの通りこれは二学期からの鬱屈です。
お嬢は「あたしのために怒らないでね」と頼むのですが、兄さんは「おまえが妙な遠慮をする(せざるを得ない状況)方が腹が立つ」ってな心境なんでせうね……
この人スッポンみたいに執念深い上に臆病なもんで(※私の脳内)、いるかが遠慮して一歩身を引くだけで怯えるんですよ。
文化祭の二日間ですっきり解決するような問題でもないし――大げさに言えば、どちらへの好意にしたって彼らに一生つきまとう問題だろうからなあ――さて、どうするんですかね。王子様は。
[8回]