今月は日記すら更新しないままでごめんなさい。
梅雨入りしたかと思えば汗ばむ陽気が続き、今週は降ったり降らなかったり、降るはずなのに降らなかったり、先刻まで晴れていたのに雷雨(空は明るい)だったりで、傘を持たずに遠出していたものだから酷い目に遭いました。
私はこれでも毎日、外出寸前まで雨雲レーダーをチェックしているのですが……今週は久々にやられたな、という感じでした。その後は教訓を生かし、昨日今日と続けて長傘を持って外出するもまさかのまったく降らず。中途半端な毎日です。
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一か月以上も前から着手~6/18までは必死で「6月の逆襲」を執筆しておりました。実質的な〆切日が存在する作品だったので、どうしても先週の日曜日までに更新したかったのです。(短編を目指していたのに、案の定やたら長くなりまして)
好き勝手マイペースな個人ブログですので間に合わなくても実際は何の支障もない訳ですが、ただの自己満足だとしても、たまには「締め切り」を設けるのもいいかと思いました。
1987年の春~夏はもう存分に書いたのでは?
それが、実はそうでもないかも。今回の話のように、プランというかプロットは遥か昔に出来ていても実際形になるまで発酵熟成させている樽が多くてですね……
まあさすがに本筋(特に夏休み周辺)はきっちり書き切ったと言えますが、私は「余白ラブ」なのです。行間ラブというか、本筋でわずか二、三行ふれた部分をしつこく掘り下げたくなったりします。一方、これは夏ではありませんが修学旅行のように敢えて一旦ワープ省略したりと、結局は自分の都合のいいように時系列を操作しております。
修学旅行も早く書きたいんですよ! もう話はできてるのに!
それを言ったらクリスマスも、その次の正月も二月も三月も私には一応見えている訳で、やはり作業時間をなかなか作れないのがネックなんでしょうね。
気まま更新で申し訳ございません。
私の文章は冗舌というか冗長だと思うんですよね。不要な部分を省いてもっとすっきりさせたいと思うものの、私の中では一応全部必要と思うから長文、長編(といっても本物の「長編」は私が書くようなぬるいものではありませんが)になってしまいます。
文章と描写能力向上のためにこういうことをよくやりまして、たとえば、里見編冒頭で玉子といるかがケンカする場面。
原作のまま文章にすると、
▼「ざまあみろ、新顔なんかに(以下略)」
大きな音を立てて、いるかが玉子の頬を叩いた。観衆の生徒たちは驚いて目を見開き、春海は少し眉をひそめて見守った。
コマで見える部分を拾うとこれぐらい淡白な文になりますが、私は、
▼「ざまあみろ、新顔(以下略)」
いるかがその時、我慢も限界だという表情で大きく手を上げた。今の今まで走り回っていたことよりも、怒りのあまり息が上がっている様子だ。頬も赤くなっている。
大きな音が鳴り響き、玉子が信じられないと言いたげに打たれた頬を押さえた。
「……」
生徒たちも一様に驚いていたが、その中で春海だけがわずかに眉を動かした。彼の記憶の中でも、彼女が乱闘以外で直接、こんなふうに相手を──しかも同級生の女子である──打ったことはないからだ。狂暴だ乱暴だと思った出会い当初ならまだしも。
ほとんど目にしたことのないいるかの表情から彼が読み取ったのは、恐らく、彼女が理不尽な「何か」に対して抵抗していることだった。それは何なのか?──玉子の連呼する言葉に象徴される、里見学習院の悪しき慣習であったのだろう。
どうでしょうか、このとんでもない冗舌さときたら。冗長!
春海は実際あのコマで眉根を寄せていましたが、彼はあの時なにを考えていたのでしょう。そういうことを考え考え、とことん煮詰める作業が私は本当に好きなのです。
(煮詰めすぎたら蒸発してしまうぞ)
……好きなんだもの~と開き直っていては、何も改善できないじゃないですかね。いっそ再読当初の初心に戻って天使ポエムを復活させ……天使……
いやもうポエムは無理。本筋にちょこちょこポエマー春海が登場するので、それ以上は無理だと思います。時系列が終わるまで、終わってもワープ時代、それ以降も彼のポエマーとしての地位は揺るぎません。
そういう人生を彼は選んでしまったのです。
※その都度のお返事は現状困難ではありますが、拍手とコメントはありがたく拝見しております。いつもありがとうございます。
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