この一、二週間弱で「ピアノの森」にえらくはまってしまいました。
なぜかモーニング誌上で最終回だけ読んだ記憶があって、調べてみるとちょうど山岸さんのレベレーション連載中だったのですね。
なぜ今頃かというと在住市ではない近隣市の図書館に文庫版が揃っていて、今までほとんど目に留めなかったのにこの数週間で、これ確か最後だけ知ってるんだっけ? と手に取って。
全18巻。
感想:
阿~字~野~!!!
以上。
というのは冗談ですが、阿字野に惚れました。
主人公はカイですが、阿字野あってこその再生の物語だと思います。というか、優れた群像劇ですね。ピアノ物はのだめを途中挫折したこともあるのですが、描写は断然こちらの方が好きです。人物像も素晴らしい。
ピアノに限らずコンクール物でありがち(?)の、
1:背景の重い中国人がお約束のように出てきて
2:生い立ち紹介エピソード。
内心、これテンプレなのかよ辟易~だったのですが、最終的にはほぼ全員がいい子だなあって思えました。リアルタイムで読みたかったなあ、残念。
むしろ私はピアノの次作「レディ・ロウと七日の森」を一話から読んでいたので、現在途切れてしまっているのは何故と言いたい。
山岸さんも去年の読切「ドラゴンメイド」が良かったので、短編でもいいからそろそろ本格的に描いてくれないだろうか。
3/28追記:
一色まことさん、女性作家ということを今日知りました。
確かに少女漫画的な感覚も散見されますが(カイの造形がまず少女漫画)、線は男性的だし……そう考えるとPNも絶妙に性別不明ですよね。
昔は立原あゆみ(女性じゃなくて男性だった)とかありましたが、最近は花のズボラ飯が女性名PNなのに実は男性作家(しかもエロ系)とか、生理ちゃんも男性作家だったとか、ですね。
生理ちゃんは本当に驚きましたね。あれも男性的ペンタッチだとは思ったけども。
4/12追記:
拍手コメントをいただいたので、少々追記しておきますね。
「ピアノの森」は講談社のマガポケというアプリで、23時間ごとに貯まる作品チケットやログインごとに毎日もらえるプレミアムチケットを使えば無料で読めます。
私も文庫版を全部読みはしたのですが、ハコヅメで利用しているマガポケで「そう言えばピアノも講談社モーニング作品だからあるのでは? あった!」と発見して以降、毎日ちまちま読んでいるところです。
(講談社には他にもコミックDAYSというアプリがあってそちらでもピアノ~は読めますが、課金なしだと基本的に毎週更新される無料話しか読めないと思います)
私は今でもやっぱり「本ってのは紙だよ! 過激派」ではありますが、その一方で便利さには抗えないものですね。
便利さに負けた
いいえ世間(電子が当然という風潮)に負けた
という感じです。 しかしピアノ~は全巻、紙の文庫版で揃えるつもりです。
巻数が多いのでちょっと大変ですが(笑)。
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