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こちらは、大昔の少女マンガ「いるかちゃんヨロシク」をお題とした二次創作ブログです。目指せ! 春海しあわせ計画。 ☆絵と文章:小林りり子☆ ★閲覧の際はご注意下さい★ 激しくポエム、激しく自家発電、激しく自分絵(らくがきレベル)。突然、時系列をワープする無節操さ、唐突なファンタジー設定、微妙にR18要素あり。
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 今月号の月刊Flowersに「異国の花守」という作品の再録別冊付録がついていて、捨てる前に一回ぐらいは読まないと……という程度で読んで……
 三日後にはシリーズ文庫をポチってしまいました。
 読みきりならその別冊だけで済んだのですが、続編があると記載されているからどうしようもない。といっても文庫版は一冊で収まっているらしいし、これはもう即買いしかない! と。

 ポー目当ての雑誌の中ではこの波津彬子さんの「ふるぎぬや紋様帳」も結構好きではあるのですがコミックスは一冊も持っていませんし、私にとっては久々の新規作家さんです。新規といってもかなりのベテラン作家さんですが。

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 読破して気づいたのですが、話自体はまったく別物でも古都、和服、日本家屋、所作、芸事などというモチーフは結構いるか、というより倉鹿と似ていたりして。
 もっと正確に言えば、ユートピアである架空の倉鹿に惹かれる心情と同じものを感じました。こちらは実際の金沢で、しかも「失われつつある古き良き日本」が異国人の視点で描写されていて、主人公はそんな日本的な美を守ることができるように努力をする(微妙なネタバレご容赦)……という柔らかい着地点。
 絵が美麗です。たまらない。
 といっても私はあまり同作家さんの外国物に興味がないのに、なぜこの作品だけなんだろう。やはり舞台が日本だからでしょうね。

 そして個人的には、主人公の大伯母、和香子さん──というより真の主人公は彼女だと思う──の若い頃が、私の目には春海のお母さんにも見えるところが驚き。
 原作春海のお母さん、もちろん美人なのですが髪型がちょっと謎でビミョーな感じ(私見)なので、波津さんの美麗な線で描くとこんな感じなのかなあと浸ったりしました。

 一作、二作だけを目当てに毎月雑誌を購入していて、何年あるいは十数年に一回二回はこういう出会い……思ってもいない作家との縁が生まれることもあります。
 まあ肝心のポーは一旦終了で次回は来年春まで雑誌はサヨウナラですが、また新しいご縁ができればいいなと思います。
 そうは言っても、ポー再開以来一年ごとに半年間ぐらい購入していても作家陣はほぼ固定されているので、今現在の時点で特に縁がないのであれば、まあ半年後でも期待できないかな(笑)。

 メモとして、Flowersでとりあえず展開を追って読んでいるもの(ポー以外):
 ふるぎぬや紋様帳
 青の花 器の森
 数字であそぼ(個人的には「数学のお医者さん」と呼んでいる)
 初恋の世界(大昔この人のホモマンガに衝撃を受けたこともあったが……頻繁にイライラさせられる作家だが話は追う)

 プチフラワー末期~フラワーズ創刊からしばらくは、私のフェイバリット作家トップ10に入る神坂智子さんもこの雑誌に執筆されていて、というか神坂さんがいるから雑誌を買っていた訳で……しかしある時からフラワーズに載らなくなり漫画自体も描かれなくなり、そこが非常に寂しいです。
 シルクロードシリーズ、T.E.ロレンス(私にとって男×男マンガの金字塔)、蒼のマハラジャ、べんがら格子の家(お蕾編は傑作! 朝ドラになってもおかしくない内容だが、特定政党を美化しているとも取れる内容なので実現不可能だろう)など、どの作品の主人公もほぼ全員「その国にとっての異邦人、異端」であり、置かれる境遇は決して安易に「共感できる」と言えるような生易しいものではないのですが、それでも、中学生~高校生の頃から私の一部となっている作家です。

 そう言えば8月には明智抄さんの訃報に接し、本当に偶然その時、本棚の奥から始末人シリ-ズを発掘して読んでいたので衝撃でした。
 私は始末人以外のSF物は未読で、大きな声で明智さんの読者ですとはとても言えないのですが……残念です。

 ◇

 好きなものだけに浸ると言っても、長年のマンネリはよろしくない。
 たまには、刺激を受けたい。できればポジティブに。
 実は数年前、自分にとっては鬼門だと分かっているジャンル(シチュエーション)の漫画にうっかり手を出してしまって案の定、何とも言えない嫌悪感しか残らず後悔したこともありました。主人公たちに共感どころか罵声を浴びせたい思いしかなかった。そんなネガティブの極みのトラウマが大きかったのかも。
 いや本当に最悪。自己中の近親相姦、最悪。

 私は今日も173年前に刊行された「ジェイン・エア」を読んでいます。こういうものは間違いないです。私のローテーションはあと「アンシリーズ」「レベッカ」「レイチェル」です。

 あのう、こういう近況話でもいいんでしょうか。
 あまりにご無沙汰なので何か書かなきゃと思うのですが……だからといって何でも良い訳でもあるまいしと躊躇する日々です。

 昨日、今年初めてキンモクセイの香りを風に感じました。
 いえ意識して文学的に描写しているのではなく、キンモクセイというのは大半が「感じる」だけなのです。
 目で探しても実物がどこに咲いているのか分からない、でも香りは風に乗ってくる。
 もう少し経てばあのオレンジの花がはっきり咲いて、居場所を教えてくれるかも。



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小林りり子
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妄想を垂れ流す女。
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2013.3/4、旧「愛のうた~」よりお引越し。

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